スクール事業
じぶんに出会い、
未来を描く力を育む

自分をひらく教室
多様な生き方に出会い、
未来を描く6ヶ月間の連続講座

「自分をひらく教室」は、様々な生き方に出会い、学校教育では得にくい体験や対話を通して、自分を知り、未来を描く力を育むことを目的としています。社会的養護下で暮らす中高生や若者を対象とした6ヶ月のプログラムで、毎月多様な分野の専門家・クリエイターを講師に迎え、アート・身体表現・哲学・自然などをテーマに、体験型のワークショップと対話を行います。

初めは緊張するかもしれませんが、15人程度の少人数制とし、みなさんが安心して参加できる場づくりを心がけています。6ヶ月間の様々な講座を通して視野を広げ、少しずつ自分や他者と向き合い、好きなことや得意なことを探求していきます。

本プログラムのモデルとなっているのは、北欧で広がる人生のための学びの場「フォルケホイスコーレ」という学校のあり方。評価や競争ではなく、人生を見つめ「あなた自身になる」ことを大切にする時間を過ごします。

自分の感性や言葉を見つけ、安心して誰かとつながること。
未来を、自分の手で描いていくこと。
私たちはそのお手伝いをしていきます。
全6回の講座で、幅広い分野にゆっくり触れられるように、テーマを組み合わせています。プロフェッショナルな講師と共に、ゆるやかなつながりの中で学んで行きます。

はじめにチェックインでお互いの気持ちをシェアし、1日に1人の講師のプログラムをじっくり行います。食事の時間も大切に。1日の終わりには対話の時間を設けています。

※講師画像をクリックすると
詳細がご覧いただけます。
写真
フォトグラファー
在本彌生
身体表現
ダンサー・振付家
伊藤千枝子
自分の身体
モデル
加藤ゆりか
声
アーティスト
コムアイ
視点と発想
発明家
高橋鴻介
哲学対話
作家
永井玲衣
書楽
書楽家
安田有吾
花
ボタニカルアーティスト
山下郁子
感覚とコミュニケーション
研究者/デザイナー
和田夏実
フォルケホイスコーレ
(Folkehøjskole)とは
デンマーク発祥の「人生の学校」で、デンマークでは年齢や国籍を問わず誰でも入学できます。芸術・食・自然・対話などを通じて自分と向き合い、豊かさを育む学びの場です。評価をせず、個性と感性を大切にしながら、心の休憩や生き方のヒントを得られる場として、北欧から世界へ広がっています。
ダイアローグ(dialogue)とは
互いを尊重しながら安心して言葉を交わし、相互理解を深めていく対話のかたちです。ファシリテーターの進行やルールのもと、テーマに沿って対話を重ねていきます。自分の内側にある言葉に耳を澄ませ、他者の声を受け取ることで、新たな気づきや変化が生まれます。


取り組む社会課題
未来を諦めてしまうという現状
親と離れて暮らす様々な背景をもつこどもたちが、希望を持って自分らしい一歩を踏み出せるように。「自分をひらく教室」は、次のような社会課題を解決するための取り組みとして実施しています。
主体的な進路選択を支える情報・機会の不足
社会的養護下では、行動範囲や交友関係、支援者以外の大人との接点が限られやすいため、進学や就職、多様な働き方・生き方に触れる情報や体験が不足しがちです。その結果、選択肢を十分に知らないまま進路を決めざるを得ず、本人の素質とは異なる進路に固定化されやすいという構造的な課題があります。
視野や興味を広げる体験機会の不足
日々の生活が優先されやすい環境では、関心の芽を育てる体験や、文化・社会とつながる機会が少なくなりがちです。「やってみたい」を試す場が少ないことで、興味や得意なことが見えにくくなり、将来の選択肢も狭まりやすくなります。
自己肯定感の低さによる、自己表現・主張の困難さ
自分では変えられない環境や、意見や感情を受け止めてもらえなかった過去の経験から、自分自身に価値を感じにくくなり、ものごとを諦めやすくなる傾向があります。その結果、自信のなさや、不安や思いを内に抱え込んだまま過ごしてしまうこどももいます。将来像を描くことよりも、目の前の生活をやり過ごす選択に偏りやすい現状があります。