進路を考え始めた中高生から、就職先を探している若者まで、年齢や状況、準備の度合いにかかわらず参加できるよう、3つのステップでプログラムを構成しています。何をしたいかまだわからない段階からでも、ステップ1より無理なく参加することができます。
「働くこと」に興味をもち、自分なりのペースで一歩を踏み出せるよう支援しています。
しごと体験事業
しごとにふれ、
視野と可能性をひらく

みらい発見プログラム
職場を訪問し、自分らしい
働き方を探求するプログラム

「みらい発見プログラム」は、社会的養護下で育ったこども・若者が、 さまざまな仕事を知り、実際の職場を訪れ、仕事に触れる体験を通して、自分らしい将来を描く力を育む支援プログラムです。
進路選択の前提となる「社会や仕事を知る機会」は、家庭や周囲の大人との関係性によって大きな差が生まれます。社会的養護下で育ったこども・若者の多くは、仕事や働き方を具体的に知る機会が限られており、自分の可能性や「好き」に気づく前に、仕事の選択肢を狭めてしまうことがあります。
本プログラムは、そうしたこども・若者に対し、実際の職場での体験を重ねることで、社会との接点を広げ、自分自身の可能性や「好き」に出会う時間を届けます。

本プログラムは、就労という結果を急ぐ支援ではありません。こども・若者一人ひとりの興味や関心、そして「働くこと」への手応えを、自らの体験を通して育んでいくことが、その後の進路選択や自立の土台になると考えています。
そのため、デザイン・アパレル・工芸など、既存の制度や通常の就労支援では十分に手が届きにくいクリエイティブな職種を中心に、仕事の背景や価値観、人との関わり方にに触れる経験を大切にしています。

受け入れ企業・団体のみなさまにとっては、こども・若者に仕事や現場をひらく体験を通して、自社の価値や仕事の意義を社会に伝え、次世代との新しい接点を育む機会となります。
進路を考え始めた中高生から、就職先を探している若者まで、年齢や状況、準備の度合いにかかわらず参加できるよう、3つのステップでプログラムを構成しています。何をしたいかまだわからない段階からでも、ステップ1より無理なく参加することができます。
「働くこと」に興味をもち、自分なりのペースで一歩を踏み出せるよう支援しています。
こども・若者の状態や意欲に応じてステップを踏めるよう、
3段階で構成されたプログラムを用意しています。
初めて知る仕事や興味のある分野の職場を訪ね、実際に働く人の姿や空気感に触れる機会です。「仕事って何だろう」「こんな仕事もあるんだ」を知る最初の一歩として、気軽に参加しながら、関心を広げていきます。

見学より一歩踏み込み、働く人と関わりながら、職場に入り簡単な作業やプロセスを体験します。体験を通して感じたことを振り返り、自分が大切にしたいことや働き方を見つけるきっかけをつくります。

チームの一員として小さな役割を担い、短期間継続して関わる実習です。責任をもって取り組み、成果やつまづきをフィードバックをしてもらうことで、自分自身の強みや課題に気づき、進路や就職への一歩を踏み出す力となります。

開催日程
2027年より実施予定
開催場所
都内
対象
児童養護施設や里親家庭で暮らす中高大生/近年卒業した方
自立援助ホームなどを利用している方
参加費
無料
参加方法
事前申込制
本プログラムでしごと体験ができる業種の一例です。
一般的な支援では手が届きにくい、クリエイティブな分野や職種を中心に、多様な働き方や価値観に触れられる機会をつくっています。連携企業・団体さまも募集しております。
<体験先の例>
工芸/アパレル/食・農業/デザイン/インテリア/建築/染め物など








取り組む社会課題
離職につながりやすい背景
親と離れて暮らす様々な背景をもつこどもたちが、希望を持って自分らしい一歩を踏み出せるように。「みらい発見プログラム」は、次のような社会課題を解決するための取り組みとして実施しています。
経験不足から挑戦を避けやすく、早期離職につながる
社会的養護のもとで育った若者は、働く経験や成功・失敗を重ねる機会が限られ、挑戦そのものを避けてしまう傾向があります。失敗した際に相談できる相手や再挑戦のイメージを持てず、コミュニケーションへの不安も重なり、早期離職につながりやすい状況があります。一般と比べて離職率が高い背景には、経験不足と孤立が連鎖する構造的な課題があります。
仕事選択につながる実体験・出会いの乏しさ
多様な職業や働き方と出会う機会が少なく、身近な大人の職業例が限られてしまうことで、仕事の選択肢を具体的に思い描きにくい状況があります。これまでの育ちの背景から、「まず生活を成り立たせること」が優先され、興味や適性を踏まえて挑戦する発想に至りにくいことも、進路の固定化を招いています。
進路や就労を支援する人手と時間が不足している
支援現場では、日常生活や緊急対応に多くの時間が割かざるを得ないため、将来や仕事について一人ひとりと丁寧に向き合う余裕が十分とは言えません。職業理解や就労前の不安、つまずきへの伴走は重要である一方、制度や人手不足から個別の支援が難しい現状があります。その結果、こども・若者が一人で進路や就労の壁に直面しやすくなっています。