サロン事業
ゆるやかにつながり、
安心してすごせる時間

つながりのお茶会
安心して人とつながれる、
月に一度の居場所

毎月1回、お茶やお菓子を囲みながら、最近の出来事やちょっとした悩みを気軽に話すことができる、ささやかな交流の場です。
社会的養護下で育つこどものなかには、巣立ちのあと、安心して過ごせる居場所や頼れる大人が身近にいないまま、暮らしや仕事の困りごと・進路の迷いを一人で抱えている当事者も少なくありません。同世代や大人と話すことで少し気持ちが軽くなり、自分の困りごとの理解につながります。

「はじめて」の方も、そうでない方も、肩の力を抜いて過ごすことができます。話したい日も、静かに過ごしたい日も、そのままでいて大丈夫。
個別支援は行っていませんが、巣立ち後も安心して立ち寄れる、ひと息つける居場所です。
開催日程
毎月第4木曜日 16:00-19:00
(2026年は 4/23、5/28、6/25、7/23、8/27)
開催場所
都内(詳細はお知らせをご覧ください)
対象
児童養護施設で暮らす中高生、および卒業後の若者
参加費
無料
参加方法
お申込み不要でご参加いただけます。時間内に会場にお越しください。

「お渡し会をきっかけに参加しました。肩書きなどではなくただ「その人」として見てもらえる安心に出会いました。」
−児童養護施設 出身者 18歳

「多くを語らずとも分かり合える仲間と出会い、日々抱えているものを一緒に考えていきたいと思いました。」
−児童養護施設 出身者 18歳


取り組む社会課題
巣立ち後、助けを求める相手がいない
親と離れて暮らす様々な背景をもつこどもたちが、希望を持って自分らしい一歩を踏み出せるように。「つながりのお茶会」は、次のような社会課題を解決するための取り組みとして実施しています。
安心できる居場所や信じて頼れる大人がいない
社会的養護下では、措置解除により児童養護施設の職員など身近な支援者との関係が、制度上途切れやすい状況に置かれます。親族などとのつながりを持たない場合も多く、虐待やネグレクトなどの背景、措置変更、職員の異動といった、本人の意思では避けられない理由で関係が断たれる経験が重なった結果、人を信じて頼ることが難しくなり、孤立しやすい状況が生まれています。
現行の支援制度では「巣立ち後」までを担いきれない
社会的養護は原則18歳で措置解除となり、施設職員との関わりも制度上一区切りを迎えます。退所前後は進学や就労、住まいの変更など大きな環境の変化が起こる一方、これまで信頼関係を築いてきた職員に継続して相談できる仕組みは限られています。措置延長や自立支援制度はあるものの、十分な支援を受けられる制度設計にはなっておらず、支援の空白が生じやすい現状があります。
社会や支援へのつながり方がわからない
困りごとを抱えても、どこに、誰に相談すればよいのか分からない若者は少なくありません。巣立ち後は施設職員や里親に相談しづらくなる一方、同じ経験を持つ若者同士で悩みを共有する機会も限られます。相談できる相手とのつながりが希薄になることで、自身の困りごとを整理できず、巣立ち後に用意されている支援制度にもつながれないまま、孤立が深まりやすい傾向があります。